はじめに
民団神奈川では、結成以来、民生安定活動の一環として、団員の皆さまの冠婚葬祭や、各種生活相談に対応してまいりました。
しかし、県下の在日同胞社会をリードして来られた一世から二世・三世へと世代交代が進むとともに、同胞間の民族的な絆や、連帯感が希薄になってきたことは否めません。
民団神奈川では、このような状況を憂慮し、民族的コミュニティの再構築に向けて、まずは生活に密着した民族色豊かな冠婚葬祭のサービスを同胞の皆さまに供与すべく、1998年に「むぐんふぁ事業」がスタートしました。
2007年度からは、冠婚葬祭事業に加え、「韓国内不動産関連事業」「翻訳センター」「韓国不動産・法人登記簿謄本の取り寄せ」等を新たなアイテムとし、事業の拡充を図ってまいりました。
2016年11月には、団員の皆様により一層幅広いサービスを提供するため、民団中央が全国的に推進する「みんだん生活相談センター」と足並みをそろえ、「民団生活相談センター ~むぐんふぁ神奈川~」と名称を替えました。
団員の皆さまにおかれましては、これまで同様、同事業に対し、是非ご関心をお持ちいただき、事業のご活用をお願い申し上げる次第でございます。
具体的には
- 人生の締めくくりであるご葬儀を、民族的な雰囲気で施行できるよう、県下全域でのサポート体制を拡充。
- 各分野(法律・結婚・行政・税務)の専門家と提携しての円滑、かつ合理的な団員相談に対応する各種相談業務を実施。
- 韓国不動産関連各種証明書の発給及び、韓国不動産の売買・管理・相続などのコンサルティング業務。
- ブライダルパーティーを毎年開催。
むぐんふぁではこのような各種「団員サービス」に努めて参りました。
そして実際の生活に密着した「団員サービス」の提供は、多くの団員の皆さまに好評を博して参りました。
2007年度からは、「韓国内不動産関連事業」等を新たなアイテムとして開発し、さらなるむぐんふぁ事業の拡充を図るため鋭意努力しております。つきましては、これまで同様、むぐんふぁ事業に関心をもっていただき、県下同胞への便益供与に少しでもお役に立てるよう、むぐんふぁ事業のご活用をお願い申し上げる次第でございます。